始まるわよ!

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「…分かったよ。 鈴ちゃんは素敵だね! 確かに、魔法は器に適した分だけしかあげられないけど… 鈴ちゃんはかなり大きいから多分いっぱいになるから」 あらやだ…困ったわね。 「じゃあ、もう一つ良いかしら?」 「なんだい? 不老不死?」 「違うわょ。 力に慣れるまでここで修行に付き合ってちょうだい?」 「…ぇ?」 「もちろん、貴方が付き合うの。 随分なお願いでしょう?」 ニッコリ笑うと、神様は一瞬泣きそうになったけど、次には晴れやかな笑顔になった。 やっぱりねぇ~ 力が有りすぎなんて… 良い事ばっかりじゃないのよね… 「任せてよ! 僕に頼んだからには、中途半端は駄目だからね!」 ウキウキが止まらないのか、手を掴みブンブン振り回される。 ふふふ。 本当に可愛いわね~ その後、長い期間をかけて、神様との修行が始まった。
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