まさかの事故死

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「勇樹くーん!」 「うわっ、また来たよ。逃げるぞ!」 「あっ、置いてくなよ!」 「ちょっと~逃げないでよ~」 今追いかけてくるのはクラスメイトの女子の1人で、何故かいつも追いかけてくる迷惑な奴だ。 教室に鞄を放り投げて屋上へと逃げた。逃げたのだが… 「待ちなさいよ~」 未だに追いかけてくる。 というか、もうこれストーカーだろ。通報しようかな? そんなことを考えながら逃げていたせいで… ガンッ フェンスに激突した。それだけならまだ良かったのだが、そのフェンスは腰までしか高さがなかったため… 「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉちぃぃぃぃいいいぃぃぃるぅぅぅぅぅぅううううぅぅぅぅぅぅ!」 フェンスを乗り越えて地面へと落下し、俺の意識はブラックアウトした。
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