1371人が本棚に入れています
本棚に追加
「お前寝てる間にみーんな終わりました。
因みに今、学校の中にいるの、俺とお前の二人きり。どうする?」
「え?どうする?って、え? 帰るんでしょ?」
「そうそう、お前ん家には電話して置いたよ、熱中症で倒れて寝てるから起きたら送って行きます、って。で、どうする?」
「えーと、どうするんですか?」
「俺とお前ってどう言う関係?」
「えーっと、先生と生徒‥?いたっ!」
いきなりほっぺた摘まれて引っ張られてしまった。
「そう言う事言う口はお仕置きだね…」
そうしてわたしの口を塞ごうと降りて来る先生の唇。
「お前、ずっと俺の下僕だから。」
『ひよこじゃないと何か変わる?』
『そうだね、まずキスが変わるね。』
「柚衣、口、開けて……」
『え?どう変わるの?』
『恋人のキスになるんだよ』
「先生と下僕?」
「そう、肝心な所でボケるやつはもう一生下僕だから。」
「ふーん。一生かあ」
「こら、そこで喜んで無いの、はいこっち集中して…」
そして息もできないほどキスをする。
-END-
最初のコメントを投稿しよう!