第2話

20/24
113人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
「それじゃ……お先に失礼します」 彼女は頭を下げると 逃げるようにロッカールームへと消えた。 期待に答えられないと思った時は 気付いた時点で好意の芽を摘み取る。 それが円満に生きていく術だと はたまたそれが優しさだと。 今までの経験上 僕は身をもって感じていた。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!