第3話

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同時に応急処置をしてくれた女性も不明。 医療関係者は、一通り当たってくれていた。 しかし、手掛かり無し。 名乗り出ない理由が、不明。 担当の医者によれば、かなりの熟練者。 相当に経験を積んだ名医との事。 女性というのは、幻覚では? との事であった。 いずれにしろ、こちらも手掛かり不足。 生命の恩人では、あるが、何者か不明。 恩の返し様もない状態。 ここにいて、この身体で役にたつまい。 ならば、帰って孫の顔を見たい。
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