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「は、は、はい!」
ドキドキバクバク。心臓が破裂しそう。
会話する機会を突然与えられたこと。
聞きたいけど、聞けないと思っていた話題に課長から触れてきたこと。
そして、その真意を聞くことへの不安。
今まで、こんなに緊張したこと無い。
入試より、合格発表より、会社の面接より、そのどれもが遠く及ばない程の緊張だ。
聞きたい!けど・・・聞くの怖い。
外見のこと言われたらどうしよう・・・。
「・・・顔色悪いけど、大丈夫かな?」
カチンカチンに固まった私に課長が言った。
きっと、緊張が顔に出ていたに違いない。だって、酸素が足りてない気がして、自分でも気持ち悪いもの。
「す、す、すいません!元気です。すごく元気です!」
私は無理に元気良く答える。
「クスクス。なら良かった。で、お茶出しだけどさ・・・」
そんな私が滑稽に見えたのだろう。課長は拳を口元に当てて笑いを堪えるように話し始めた。
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