変身と悪魔の仕上げ2

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わかってる。どう変化したのか見たいっていう興味本位だって。だけど「会いたい」とか言われると、ちょっとドキッとしちゃうもの。 「や、やだな。火曜には会社で会うじゃない」 私は平静を装って言った。 「無理。会社の奴らに先に見られるのとか耐えられない。だから、日曜日に会おう」 まぁ。特に用事があるわけじゃない。変身は土曜には完成するわけだし、どうせ日曜と月曜は一人で居てもソワソワして落ち着かないだろうという予想は出来ていた。 「別にいいけど・・・志穂さんはオーケーなの?」 私の問いに、ほんの一瞬だけためを作って蒼人が答える。 「は?オレとサラの二人だよ。志穂さんは明日の夜旦那さんが久々に帰って来るらしいから外出はしないだろ」 「え・・・二人?」 蒼人と二人だけ?いくら友達だって言っても、男の人と二人きりだなんて・・・ 志穂さんと二人きりだって、まだ少し緊張するのに、蒼人と二人って・・・ 「何?オレと二人じゃ意識しちゃう?」 困惑する私を挑発した。
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