変身と悪魔の仕上げ3

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「だ、だめぇ・・・」 なんでかな・・・。言葉とはウラハラに全身の力が抜けて上手く力が入らない。 キス以上に体の奥が痺れて、本能的に危険を感じた。 荒い息遣いの蒼人は、体をよじる弱々しい私の抵抗を楽しんでいるのか、更に呼吸を荒くする。 そして、唇を首へと這わせていった。 「サラ、この先も練習するぞ」 「え、イヤだぁ」 この先って・・・、一つになっちゃうってことでしょう?友達の蒼人とそんなこと出来ない!私は首を横に振った。 「アイツは大人だから、相手が処女だときっと面倒がる」 「えっ・・・?」 そ、そりゃあ、キスもさることながら私が未経験なのも、普通じゃないのかもしれない。そんなことは百も承知だ。だけど、処女は面倒って・・・ そんなことあるの? でも、それなら・・・ 「あ、蒼人だって大人だから、面倒だと思うんでしょ?」 そうよ・・・。 変な理屈並べて、矛盾してるよ。
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