変身と悪魔の仕上げ3

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固まって動けなくなってしまった私の目の前に現れた蒼人は、なんと全裸だ。 「キ、キャ―――ッ!」 思わず布団をかぶって隠れた私。や、やだぁ。見えちゃったじゃない。朝から心臓に悪いよぉ! 「悪い。いつも一人だから風呂に着替え持って入らないんだよね」 布団越しに聞こえる蒼人の声。昨夜彼に翻弄されながら何度も聞いたのと同じ。 だけどそれは、昨夜のように切なげで苦しげな声じゃない。完全にいつも通りの感じ。声色からは動揺してる気配も感じない。 昨夜の行為に疑問を感じて、ウジウジと悩んでいるのは私だけ? 私は布団から出るタイミングを伺いながら、同時に蒼人が何か会話のきっかけを作ってくれるのを待っていた。
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