変身と悪魔の仕上げ3

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関係を持った途端、冷たくなったのかと思った。だけどただの勘違い。 結局蒼人はいつも通り。それどころか、笑顔も、口調も、昨日より優しいくらいかもしれない。 暫くお互い無言。笑顔でこちらを見つめている蒼人。視線を合わすのが怖い私。 さっきから勧められた通りシャワーを浴びたいと思っているけれど、一つ困ったことがある。 「どうした?」 ベッドから動こうとしない私に、蒼人が近づいて来る。先程の間にしっかり服を着たようだ。 だけど私は・・・裸。 「ど、どうもしないから。何でも無いから」 私は手をブンブン振って蒼人を制すると、必死に服を探した。昨日、このベッドの上で脱がされたはずなのに・・・ 「探し物はこれ?」 目線だけをチラリと彼に向けると、いたずらな笑顔の蒼人。その手には、私の・・・ブラ。 「・・・!」 一瞬で、体中の血液が顔に集まった。 蒼人はストンとベッドの端に座り、何も着ていない私の背中を指でなぞる。 「ひゃっ!」 私が声を上げて体をよじると、蒼人は満足そうに言った。 「昨日全部見られたんだから、恥ずかしがることないのに」 「・・・っ!」 反論しようとした私のオデコをいつもみたいに軽く弾くと、蒼人は立ち上がって私の服を持ってきてくれた。
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