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「えーと、なになに。」
『レン、アヤメ、久しぶりね、元気にしてるかしら?お父さんの手紙ちゃんと読むのよ?出だしでイラッ☆って来たからって捨てないようにね?』
「すごい見てたみたいに……。」
「私はイラッ☆って部分にイラッてくるんだけど。」
「コホン」
メイドさんの咳……続きを読めと言わんばかりにこっちを見てくる。
『……ツッコミたいことは色々あると思うけど本題ね。お母さん達ね物凄いお金持ちになったの♪新しくお家建てたから、そっちに移ってね(*^_ ’)』
「は?………はいーー!?」
「おっお姉ちゃん!?しっ詳細は?」
「手紙……これで終わり……。」
詳細も何もない、肝心な部分がない。
最初の部分無しにして詳細書いてよ!
「……というわけで、お迎えにあがりました。」
「いやいや、せめてあなたが説明してください……えーと……名前聞いてなかったですね?」
そういえば聞いてない、いつもなら聞くのだが、目の前にメイド服を着た銀髪碧眼がいたら思考停止は当然だと思う。
「これは失礼しました。コホン……いつもニコニコあなたのとなりに這いよるこブハッ!?」
とりあえず、チョップを一発!!
「それはダメでしょ!いや最近の銀髪って言ったらそこかもだけど、越えちゃいけない一線ってあるよね!?」
「……お姉ちゃん。」
「何?」
「多分聞こえてないよ……気絶してる……。」
ヤバッ強すぎた?……こういう場合は
「テヘッ♪」
「誤魔化した!?」
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