Vol,19 インダルジェンス
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伸びやかな宮登の声と同時に、コウの繊細な声が絡み付くように鳴り響き、曲調がもっとも盛り上がるサビへと変化すると、宮登は我に返り次の歌詞を頭の中に巡らせた。 ー 泣き顔さえも愛しくて 無我夢中で抱き締め合ったよね あの夜の二人を嘘にして 救われるならば……構わない I'm all alone,INDULGENCE to you.ー
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