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「「「知らない天井だ……。」」」
「「「って!えぇぇーー!」」」
と、ハモる三人。
「ちょっ!なんこれ!やだこれ!」
「おいおい…。どーなってんの?」
「ふふふ……。もう、意味わからない…。と、言うよりもまず、やるべきことがあるだろ二人とも。」
と、混乱しながらもバカ三人は向き合い、そして。
「「「同志よ!!!!」」」
と、熱く抱擁するのであった。
「あ、自己紹介しないとな。俺は大山 陸。ちなみに、リア充は死ねばいいと心の底から思ってる!」
と、イケメンが言う。
「イケメンなのに、彼女ができたことがないのか……。と、そんなことよりも、俺は赤城 陽平って名前ねーww」
とフツメン1が言う。
「俺は氷室 冬矢。シクヨロデースww」
と、変な空間で
さらにいうと、真っ白な変な空間で
重ね重ねいうが、真っ白なでないもない空間で
意気投合するバカアホマヌケな三人。
大事なこと三回も言ったぞ。
「で、この何もない真っ白な空間ってことはあれだよな。」
「あれに決まってるだろ。」
「テンプレだしな。テンプレだとしたら、ヘタレジジイか、幼女、はたまたべっぴんさんの登場があるけど…。」
さて、そろそろ登場するか!
「ははは!愚民ども!」
と、登場してみた。
一瞬俺の方を三人とも見たがなぜか目をそらした。
「てか、テンプレなら、魔法ありとかだよな?」
「そーでなきゃ、ぶっ潰すww」
「特に顔をなww」
「あのー皆さん?聞いてます?」
ガン無視発生中
「でも、たまたま寿命を三人とも全うして死んだとするとどーなる?」
「それは無いだろ。寿命を全うして死んだなら、他にも寿命で死んだ人がいるはずだろ。」
「それに俺らの死に方って普通じゃないし、絶対に神のせいだろ。」
「あのー無視しないで…。俺、泣くよ?泣いちゃうよ?」
本当にヤダ…。
泣きそうだし…。
心折れそう…。
「これ、なんかフラグを、建設しないといけないかな?」
「じゃ、とりあえず、俺…この戦いが終わったら、結婚するんだ…。」
「死亡フラグを建設してどうするww俺ら、もう死んでっぞww意味ないフラグは建設しなくていいってww」
「グスっ…。」
泣けるよ…。
ガン無視だもん…。
「あ、あのぉ…。少しはこの人のお話も聞いてあげてください…。」
と、ここで我が美人秘書が手を差し伸べてくれた。
「「「Welcome!!!!」」」
「ちょっ!俺との反応の差!」
もうやだ…。
、
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