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『そんなの気にしない。
すぐ終わらせるから!
最後にしたの去年の体育の日だぜ。
それからずっとずっと我慢してたんだよ。
お願いだから、少しだけ!』
そう懇願されて、久しぶりに真彩は夫婦のダブルベッドで、光俊を受け入れた。
カレンダーは厳寒の1月上旬。
布団の中で、お互い下半身だけ裸になった。
それでも、光俊はパジャマの前を開いた真彩の胸を夢中でまさぐり、すごく興奮していた。
…真彩のおっぱい、デカイ…と言って。
『そうでしょ?いいでしょう?』
真彩は少し笑いながら言ったけれど、本音はこうだ。
(残念ながら、これは理亜のご飯。
光俊のじゃないの。
だから、あんまり激しくして、乳首を傷つけたりしないでよね~。
ただでさえ、乾燥気味なんだから…)
荒い息遣いの光俊の身体の下で真彩は、隣室の赤ちゃん布団で眠る理亜の事ばかり気にしていた。
理亜の眠るベビーベッドの横には、真彩の布団が敷いてあった。
真夜中の授乳の為、理亜が生まれてから、光俊とは、寝室を別にした。
ダブルベッドのある六畳の洋室に、ベビーベッドを置いては、足の踏み場もない。
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