転生

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「天使たちにも動いてもらわないとね。危うく殺されかけたけど、うまくいったよ。こっちはどうだい、ネーネル?」 「次元の歪みも安定してるし、召喚師達の悪魔化も順調だよっ!ねー、ヴァルキーネっ」 「《核》の奪取においても時間の問題かと」 「そうか。それは何より。さて…と、僕たちもそろそろ行こうか。《核》の周りにはツワモノがたくさんいるからね。排除しないと」 「わーい!魔術師さんと戦えるんだね!夢に連れ込んで食べちゃおー!魔力アップできそうだね!」 「そうね。魔術師の血か…久しく食してないわ。楽しみね」 ネーネルははしゃぎ回り、ヴァルキーネは蛇のように長い舌で、舌舐めずりをする。 「はしゃぎすぎて《核》まで壊さないようにね。さあ、行こうか」 12枚の黒い翼を広げ、大きな窓から飛び立つ。その後にヴァルキーネ、ネーネルも続く。
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