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寿浩「…」
優「俺あの時テレビ見て気になってよ、ここの警察に聞いたんだよ。そしたら案の定、何者かによる連続殺人で、その犯人はそれに紛れて自殺したって言うんだよ」
寿浩「何だって?」
寿浩の額にシワがよる。
寿浩「それじゃあ警察はあれが殺人で、犯人も悠希たちの中にいるって言うのかよ!」
優「…それ以上は何も言ってはくれなかったぜ」
すると、個室の扉が開いて従業員らしき男が焼き鳥の入った皿を運んできた。
?「焼鳥になりまーす…って、まさか優に寿浩!!」
坊主頭に眼鏡のこの男はどうやら二人の知り合いのようである。
優「…」
寿浩「…」
二秒の虚しい時間の後に
優・寿浩「誰」
声を合わせてそう言う二人。
するとこの男も少し笑った後に
?「俺だって俺!忘れちゃった?秀平だよ!」
寿浩「秀平…秀平…あー…そういやそんなやついたっけな」
優「俺は忘れた」
二人の相変わらずの対応に困るが、秀平は扉を閉めてなんと個室に入って座った。
秀平「二人とも冗談きついぜー?」
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