第八話 準備

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相手は伊勢のいとこの『三谷 亮平』からだった・・・・ 何だろうと思い、電話にでる・・・ 「もしもし?亮平?」 「おう!仁!久しぶりだな!」 「んで?今日は何の用です?」 「いやー今日さ!仁が大学をサボったって聴いたからさ!ちょっと手伝ってもらおーかなーって・・・・」 「手伝うって何を?」 「・・・引っ越しだけど・・・・・」 「えっ!?あんた一ヶ月前に引っ越したばっかりだろ!んで?次はどこに行くんだ?」 「隣のまちに!」 「やっぱり・・・・あんた引っ越す度に隣まちじゃん・・・」 「いやーとにかく頼んだよ!家来てね!」 「おい!ちょっ・・・・」 ツー、ツー、ツ・・・・・ ・・・・電話が終了した・・・ 「・・・・・・・・はぁ・・・・」 一つため息をすると、歩き始めた・・・・ 「・・・・・暇だし・・・・行くか・・・・」 こうして伊勢はいとこの家に行くことになった・・・・ しかし、伊勢は・・・大変な事を忘れていたのだった・・・・・
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