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「さっき麻衣子ちゃんから紹介されたとおりなんだけど、プシュケの美智子と言います。事情は伺ってるわほんとはいつも通っている美容師さんがいいんでしょうけど任せていただけるかしら?」
「はい」
美智子さんは背後から折りたたみ式の背もたれのある椅子を出して、私を支えて椅子へ誘導した。
私にケープをかけると、髪の状態を確認する。
「これはかなり辛かったでしょう? 髪の手入れとてもきちんとしていたのね」
「あ……。はい」
「エクステも持って来たんだけどこれは短く切ってしまったほうがいいわね」
「お任せします」
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