親族対面-2

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「その不安と不満がもっともっと大きくなるように、お前の事大事にするから」 健吾さんは、そういって、優しく頭を撫でた。私はちょっと膨れっ面になる。 「大きくしてどうするんですか!?」 「ん。俺が幸せになれる。正直慌てて、モノにしたし、母さんがあんな事訊いたせいで、後悔しはじめてないか心配だった。みゃーこ、お前まだ不安な事とかないか?」 あ、私、健吾さんを幸せにできちゃうんだ。だったら、不安と不満が膨らんでも、いっか。 「おい?」 「マックのポテトとシェイク」 「はあっ?」 私が不気味に思われたらどうしようと思っていた、食べ方の事を話すと、健吾さんはお腹を抱えて笑った。 .
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