4、一日生きる事は一歩進むことでありたい

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カーテンの間から漏れる日の光で目が覚めた。   うわ、頭痛い……。   ゆっくりと起こした身体はまるで鉛の様に重く、自分が着替えもせずに化粧も落とさずに寝ていた事に気が付いた。   ベッド脇に置かれた時計は午前八時。   慌てて飛び起き、さっきまでの身体の重みを忘れてバスルームへと駆け込んだ。いつもより熱めのお湯をかぶり、目を覚まして用意を始めた。   たしか昨日皆に見送られてタクシーに乗ったはず。 そして誰かに部屋まで送ってもらって……。 やっぱりはっきりとは覚えていなかった。   後で西浦さんにでも聞いてみようと思いながら昨日のアフレコ収録の確認の為、西浦さんの元へと向かった。
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