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「まーーーーー、そんな感じ。距離はあるけど電車で行けないこともないし、なかなか良いと思わねー?」
俺も話に乗ってみる。貴子は嬉しそうにして目を輝かせる。
そして時間や道のり、イロイロと計画を立てながら帰路を歩いた。
「じゃあ、また明日ね。テスト頑張ろうね」
わざわざ手をふって別れを告げる。家は隣なんだけど。
春の家は少し先。
「まずは明日、テストを乗り越えよう。赤点出たら全部ボツだからな」
「ああ、頑張る。地図もありがとな。じゃ、また」
そう言って、お互い家へと歩いた。
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