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朝の寒さもなくなりつつある4月後半。
めでたく進級し、高校3年になった俺 仲原 新吾。
そろそろ進路も決まってきてこれから忙しくなる時期。ちなみに俺は公立の大学行って経理を勉強するつもり。
「新、おはよ」
「はよ。って何その鞄」
挨拶をしてきたのは中学の頃からの友達の橘 春樹。
中学からずっと一緒に通い続けてる。春も同じ大学目指してるから来年も一緒に通うことになるんだろうな。
「この鞄、カッコイイだろ。なんと900円!」
「完全に売れ残りだろそれ」
変わったものを集めたがるのか、変なものを買っては俺に見せてくる。
今日持ってきた鞄は………ダメだ。あまりにも変すぎて表現できない。
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