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「くっ…この
筋肉達磨どもがっ!!」
悔しまぎれに吐き捨てる
若干の涙目で…
平助は羨ましかった
左之や新八は背も高く、たくましい身体つき…
それに比べて自分はいくら鍛えても二人のようにはならず…
おまけに背も低い
ある程度は稽古やらで鍛えられてはいるが、見た目は華奢で童顔
事あるごとにそのことでからかわれていた
拳を握り締め涙目でプルプル震える様は、その幼さをさらに際立たせた
「おーおーよしよし
平助ちゃんは可愛いなぁっ」
新八はそんな平助の心中知ってか知らずか…
ぎゅむ、と抱きしめ頭を撫で回した
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