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それから数日――
突如藍は姿を消す
左之や新八がどんなに探しても見つかることはなかった
その後、天満屋事件や近藤襲撃など様々な事件が起こり、最早只の女一人に構っていられる余裕もなく
新撰組は藍の捜索を打ち切った――……
平助が居ない今、これ以上組に居るわけにはいかないと世話になった屯所を離れ、一人で生きることを決めた藍は住み込みでの仕事を探し、彷徨った
だが、何の後ろ盾もない女一人雇ってくれる所などあるわけもなく
行き着いた先は――
「もう…えぇやろか……
もう…充分……やんな…
平助、今―…あんたのとこ…行くから――…」
身も心もすり減らした藍は覚束ない足取りのまま、川へと身投げしたのだった―…
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