終章

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物思いにふけっていれば先を行く女将に呼び掛けられる 「紅桜!何しとんや?」 「へぇ、おかあはん―……」 桜吹雪が舞い散る中、多くの人々の視線を集める紅桜――藍は真っ直ぐ前だけを見据え 己の生き様を見せる それは― 往来の人々か 己自身なのか それとも―――……   ―終―
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