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拾った本には名前は書かれてないわりには結構読みあさられたあとがあちこちみられた。
『何の内容かしら‥』
パラ‥
軽く本を開いてみた。すると回りがなんだか変になってきた。
『えっ!?何コ‥レ‥』私は無意識になり倒れた。
‥ヒヒィン! ‥ちょい馬持ってこい~
‥‥‥‥え?
気付いたトコは見知らぬ場所。ちょんまげにした男、着物を来た女が回りを囲んでいた。
『どげヵラ来たやつじゃろう。めずらじい服きちょるが‥』
『こいづ何もんだ?』
私を珍しげにじろじろ見ている。
『なぁにみんな見てんのさ。ただの制服でしょ』私がこう言い終わると私はポンポンっとお尻をはたき立ち上がった。 『そげなヒラヒラしたもんはなんだべさ?』
一人のおじさんがスカートの端を持ってチラっと中を覗いた。
『//// ちょ‥‥変態ィィーー!!』
私は持っていた本をおじさんの顔に叩きつけた。『いでぇ!何するベ!そぉいやさっき白いものが見えだげどあれはなんだ?』
もうしつこい‥‥アタシしつこいの大っ嫌い。
目一杯この言葉を頭に駆け巡らせ睨み付けた。いわゆる『目で殺す』ってやつ?
そして私は本を手にもち、適当に走って行った。
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