第1話

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ピピッピピッ 規則正しい電子音の音がうるさく頭に響く。 ピピッピピッ 「もー、うるさいってばぁ!」 目覚まし時計を叩くように止めた が、時間を見た瞬間、目を疑った。 「うわぁ!やばい!遅刻じゃん!」 これは、やばい! なんて思いながら、手早く身支度をすませる。 メイクはナチュラルに、ゆるいパーマのかかった長い髪の毛は、すっきり見えるように束ねる。 私は常に走り回っているため、パンプスは低めと決めている。 そして、飛び出すように家をでた。
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