第1話

2/2
前へ
/2ページ
次へ
「灯火」 曇天の空見上げては 溜め息一つ転がって 壁にぶつかり弾けて消えた 色もつかない世の景色 誰もつけない灯火は 夜を一層深くした 胸の奥底消えたランプに 想いを込めて火を灯し 静かに明るくなったなら その火を愛と名付けよう 一人一人の灯火で 世界に愛と彩りを 空を支配していた雲は 優しい風に流されて 深く夜空は星で瞬き 月は僕らを明るく照らした やがて輝く朝がくる 勇気を出して歩んでみよう 心を繋ぎ手を繋ぎ 最初の一歩から始めよう 皆の笑顔が世を照らすよに 葵
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加