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「灯火」
曇天の空見上げては
溜め息一つ転がって
壁にぶつかり弾けて消えた
色もつかない世の景色
誰もつけない灯火は
夜を一層深くした
胸の奥底消えたランプに
想いを込めて火を灯し
静かに明るくなったなら
その火を愛と名付けよう
一人一人の灯火で
世界に愛と彩りを
空を支配していた雲は
優しい風に流されて
深く夜空は星で瞬き
月は僕らを明るく照らした
やがて輝く朝がくる
勇気を出して歩んでみよう
心を繋ぎ手を繋ぎ
最初の一歩から始めよう
皆の笑顔が世を照らすよに
葵
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