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すると同時に涙が溢れて来た…
明「強くなりたい?」
明「強くなりたいんだ?」
母さん「どうして?」
明「今日も殴られた!何でだ!俺が弱いからか?ボクシングや空手をヤってないからか?もしそうなら!絶対龍や淳より強くなってやりたい?」
母さん「…」
父さん「強くなったら、その分優しく
ならなきゃ行けないんだぞ?出来るのか?」
明「出来る?」
父さん「分かった。父さんの知り合いに頼んでやる。」
母さん「父さん…」
父さん「母さん。明が決めたんだ。
応援しよう。」
母さん「…分かったわ」
……
一週間ほどしたころ。
父さんに連れられて、山奥にある、
ボロボロの道場に連れてこられた。
明「きったねぇ。ボロボロじゃん…」
父さん「…」
明「ねぇ」
父さん「まってろ」
多分、道場主に話しをしてるんだろう。
長く待たされた。
その後、ひょろひょろの爺さんと父さんが
一緒に来た時はすごくがっかりした。
明(強くなれんのかな…)
父さん「じゃあな。また、明後日。」
明「は?」
父さん「明後日迎えにくるからな。」
明「ちょ…」
ブゥン!
車は遠ざかって行った…
振り向くとひょろひょろ爺さんが、
ニヤッとしていた…
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