第1話

異世界地図

※ここでは比較的大規模な都市を紹介する。

【緑都グリムバール】
・かつて地球とつながっていた世界と世界の狭間、異世界の果ての地に位置する都市。広大な面積に都市を構え、豊富な魔力資源に恵まれる。自然と発展の両立を目指している。緑の街と言われる由縁は、気候の影響で穏やかな風が吹き、周囲の大きな森林、山から。主な特産物は緑風石、エスト鉱石、魔薬草。
有名な地名…蒼光の洞窟、風葬山、龍錬の滝、メルシーの森

【星京ブルーフェア】
・かつて生物の住めないくらい厳しい環境にあり、いつか天駆ける流星が落ち、その衝撃によって生まれた生活地。時代が流れていくとともに厳しい環境に秘められた豊富な資源により、大きく発展を成し遂げた街。夏になると流星群がその輝きを増し、観光地としても栄えている。主な特産物は星白草、蒼錫、水晶。

有名な地名…フェアース渓谷、怒山、レブラ湯泉

【魔道街ジェレミック】
・この地は土地から湧き出す魔力が他の地域よりも多く、富んでいるため魔力的資源が多く有名な魔道士、魔術師を多く輩出している土地でもある。また、魔力を使った機関の開発についても熱を入れており、グリムバールとジェレミックは”双魔道”とも称される。主な特産物は魔鉱石、包仙水、ミストラルジェリー。

有名な地名…魔女の森、賢者の街

【帝国アルヴァレンス】
・武術に秀でた軍事国家。といってもその本分はあくまでも富国強兵にあり、自衛専守かつ他国を侵略することはない。異種族が多く入り混じり、この国には戦闘が好きな民族が多く集う。世界的な武術大会を開催、名乗りを挙げる者もいる。ジェレミックとは相反してこの国は武術を得意とするため、たびたび両国で闘技会を開いては研鑽を積んでいる。特産物は練白銀、紅炎牛

有名な地名…絶焔闘技場、総武の大空洞

【海浜都市ユーストポール】
・大海に面した陸水都市。水棲種が多く住み、音楽や芸術といった文化が栄えている。また、水産資源が豊富であり、貿易都市としても大いににぎわっている。芸術祭を年にたびたび開き、文化の発信地を自負する。主な特産物はレアウォーター、龍塩、ネストエア。

有名な地名…アクアスパイラル、幻影の霧嵐

●これ以外にも中小さまざまな国、特殊な国などが存在し、異世界に点在している。