天狗道 ~幼少記~

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天狗道 ~幼少記~

   俺は昔、どうしようもなく泣き虫であった。  ある頃を境にそうなったのだ。自分がこれほどまでに女々しい奴であるとは思わなかった。確か、十一の時だ。 天狗道 ~幼少記~ ※先に『天狗道外伝 ~初許~』を読んでからご覧になることをお勧めします。
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