魔女を愛した男 実話編

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「歴史上ではエリザベス1丗やマリア・テレジア女帝以外にも沢山の女王様が沢山出たと思うの。」 「でもさ、日本の怪談で雪女などは幽霊や亡霊ではなく個人的な怨みを持つ魔女だったではないかと,」 「雪女、小泉八雲の作品でしょう。 あの方元々日本の方じゃないでしょう。 外国人の発想かも知れないわ。」 雪女は木こりを殺害し数年後は木こりの弟子と結婚し子供まで設け最後に正体を暴かれた時にどこかに消えて行った。」 さらにミユキは答えた 「私は日本で産まれ日本で育ったアメリカ人、日本には魔女狩や魔女裁判などと言ったおぞましい事件はなかったでしょう。」 ツカシは 「本来、俺も魔女はシンデレラやドロシーのように汚れなき少女の前にしか現れない感じがする。」 「私の想像した魔女はとりあえず童話的に書いたオリジナルストーリーだけど読んで見て。 あなたが今話したその汚れなき少女が魔女なのよ。」 「それどのようなわけ。」 「実は魔女と王女は双子なのよ、産まれるとすぐにお母様である王妃が眠り気づかない間に一人は捨てられた。」 「へえーすごい発想だ。」
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