魔女を愛した男 実話編

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「多分、空からには間違いないけど面白い仮説を点てる人がいるのよ。」 「天女の羽衣は天使の羽や魔女のホウキと同じ物でも,それ以外の伝説は聞いたことない。 但しローカル的な伝説はわからないな。」 「ところでツカシは日本のどこに住んでるの。」 「俺は東北の宮城県だ。」 「まあ、東北なんて風光明媚なところが多いよね。」 「ミユキは東北に来たことはある。」 「行ったよ、松島、平泉など。 宮城県の北上川や名取広瀬川はニューヨークのハドソン川みたいな川だよね。」 「まだまだ宮城県にはあるよ、阿武隈川や鳴瀬川など北上川は岩手県から阿武隈川は福島県から流れて来てるんだ。 でも魔女伝説は聞いたことないな。」 「東北は座敷わらしが有名でしょ。」 「ミユキは座敷わらしのこと知ってるんだ」 「福の神、住み着いた家の守り神。 座敷わらしの住み着いた家は悪さをしちゃいけないと。 悪さをしたりすると座敷わらしは怒り家から出て行くと。 私は座敷わらしは大好きだよ。 三保の松原の天女の羽衣伝説も元々は座敷わらしと同じローカル的な伝説だと思う。」
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