盾が生命線の俺からしたら盾が使えない事はかなりヤバイことだ…

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「やべ…追い詰められた…」 化け物が剣を横に構える、どうやら化け物は俺を上半身、下半身を離ればなれにするつもりみたいだ… 「でや!」 剣が振るわれると同時に化け物に向かってスライディングをして、剣を回避する、剣が目の前を通りすぎる。 「ッ…!」 悲鳴をあげたくても怖すぎてあげられない… だけど俺は恐怖感を押さえて、ガン!とスライディングで滑りながら鎧の化け物の足を蹴った。 「うおおお!」 鎧の化け物が大きく揺らぐ、嫌な予感がして転がりながら化け物から大きく距離をとる。 ガジャラガシャン! 鎧の化け物が音をたてて崩れ落ちた。 「やっしゃー!!」 俺は勝ったとわかり、心の底から叫んだ。
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