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(あれ?……………何で暗いんだ?…………そうか……………今…………俺は…………『タマゴの中に居る』状態だからか)
カツッ………カツカツッ………
カツッ………カツカツカツッ
???「お、タマゴが揺れてる」
???「!…………もうすぐ産まれるわ」
パキンッ!!
(ようやく出れた・……………この二人が、俺の新しい両親か…………)
???「見て、ノクス………産まれてきた子は、貴方に似て、カッコいいわよ」
ノクス「そうだな、サリア………君に似て、強い子だ………あ、この子の名前は?」
サリア「この子の名前は、『セレスティ・マーキュリオス』よ………宜しくね」
「見つけましたよ、ノクス王子………何処に行ったかと思えば、こんな、バカな女とくっついていたんですね」
ノクス「おい………誰がバカな女だって?」
サリア「ノクス、ダメよ!!」
セレス「…………」
セレスは、産まれてきたばかりの子龍とは思えない程の殺気を撒いている
「何ですか・……この………でたらめな殺気は」
ノクス「っ…………」
セレス「あのさぁ……あんたバカぁ?…………いや、間違いなくバカだね、親を貶されて黙ってられると思ってんの?」
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