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サリア「ダメよ、セレスも落ち着いて………」
セレス「一つだけ、言っとくよ…………………これから先も、僕の父さんと母さんに、ちょっかいを掛けるようなら……本気で、始末するからね」
セレスは、威圧感を滲ませた、目が笑ってない笑顔でそう言い放った……………
ノクス「セレス、ダメだ、落ち着け」
サリア「あたしは、大丈夫だから」
「んな!!?…………こいつは…………早く消さないと…………」
セレス「消す?………僕を?…………あははっ………………ジャア、オジサンガ、ボクニケサレテモ、モンクハイエナイヨネ?」
セレスは、狂気の笑みを浮かべている………
ノクス「セレス、落ち着け、俺達は気にしてないから……………な?」
サリア「そうよ、大人は、我慢するものなのよ」
セレス「仕方無いなぁ………でも、発言は覆さないよ」
ノクス「おい、俺は王の………父上の特命に基づいた自分の意思で、『龍族の王女』を、配偶者に迎えたんだ、貴様にとやかく言われる筋合いはねぇんだよ」
セレス「それとも、おじさん……………………『龍族の王女を『バカ女』と言いました』って紙を背中に貼って龍族の隠れ里を歩く?」
ノクス「まぁ、そんな真似したら間違いなく、八つ裂きにされるよな」
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