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セレス「あ……………どうしよう………………すっかり日が暮れちゃったな」
玄武「このギルドを、拠点にしたら良い」
青龍「ちょっ・………玄武爺ちゃん!?」
白虎「そうだよな、いくら力が有ったって、まだまだ御子様だし」
朱雀「それに、うちのギルド、調理の人員が抜けちゃったしな」
セレス「調理なら、この私、セレスにお任せください」
白虎「これは、決まりかな?」
青龍「皆、本人の意思は無視ですか?」
セレスは、青龍の、血管が浮き出ている太く逞しい右腕をそっと握った
セレス「ねぇ?…………青龍のおっちゃんは、僕が嫌い?」
青龍「そ………そんな事はないよ」
セレス「僕、自分の意思で、『此所に居たい』って、思ったんだから、それで良いんじゃないの?」
玄武「決まりだな……(にしても、青龍は、エイジ君に好かれとるな……………エイジ君の胴体に巻き付いて寝てた奴と、同一人物には見えんな)」
青龍(本人が、そう言ったんだし……………まぁ…………良いか)
朱雀「で、居室は……三等で良いかな?」
セレス「はい、大丈夫です(空間拡張すれば)…………」
玄武「それはともかく、セレス君、何時まで、青龍の腕を揉んどる気じゃ?」
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