参幕 ヒトリの夜

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青龍「セレス君、もうそろそろ、その手を離して」 セレス「あ、ごめんなさい…」 朱雀「あ、部屋は、この階段を上がってすぐ傍の居室を使ってくれ」 玄武「儂らは、明日も仕事が有るから、先に寝てるよ」 白虎「んじゃ、セレス君おやすみ」 セレス「あ、はい……おやすみなさい」         その晩 セレス「眠れない…………『次元住居』オープン」    セレスは、次元住居に潜り込んだ    『次元住居内・ロビー』 ガイル「あれ、先生、どうしたの?」 セレス「ガイル君、僕の事が解るの?」 ガイル「まぁね、先生と同じ匂いがするし」 リデル「あれ、セレスさん、左目が紅いわよ?」 レイラ「お兄ちゃん、大丈夫?」 セレス「大丈夫だ、『オッドアイ』は、魔族の父と、龍族の母の……両親の特徴だから、気にするなって」 エイジ「セレス、久しぶりだなぁ」 セレス「あぁ、エイジもな」 シェリアス「ニイサマ……………コノヒトハ、ダレ?」 エイジ「訳有って、俺の魂の一部を剥離した、その剥離した魂が、定着したのが、この子さ」 ディン「そうか、セレスも苦労しているのだな………すまない、こんな爺で」
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