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セレス「はい、そうですよ」
「そうですか、丁度良かったです、では、此方へ来てくださいますか?」
セレス「あ、はい………」
一行 移動中…
「どうかしましたか?」
セレス「あ、いえ、此所の学園は凄く良い所だなと思いまして」
「そうですか?………………学園長殿は、長口上ですよ?………………まぁ、それを阻止せんとする理事長の妨害と言う名の掛け合いも、面白いですけどね」
セレス「そうですか、少し伺いたい事があるのですが………私の年代の平均点は、どのぐらいですか?」
「何故、そんな事を訊かれるのですか?」
セレス「恥ずかしながら、私は、同年代の子と遊んだ経験が無くて、どのぐらいの能力が有るのかが解らなくて」
ティーダ『セレス、しれっと嘘を吐いたな?』
セレス『ティーダ、残念ながら、嘘じゃないんだよ……五つの時、既に、マース爺ちゃんと組手して、その後に、ディム爺ちゃんと勉強だったし、遊んだ記憶自体が無ぇんだわ』
「あれ、どうかなさいましたか?」
セレス「いえ、何も」
『学園長室』
コン!!コン!!
「学園長殿、編入予定者を連れて参りました」
「入れ!!」
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