序幕 プロローグ

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       お仕置き中 モゴモゴモゴモゴモゴモゴ………モゴモゴモゴモゴモゴモゴ……… セレス「やれやれ・…………(どうでも良いが、皆、元気してるのかな)」 「うぁー・………………唾液で凄いベタベタするぅー」 ノクス「ラッキーだったな…………龍族を………しかも、王族をバカにして唾液塗れだけですんで………八つ裂きにされても、可笑しくは無いんだぞ?」 「へ?…………」 セレス「あのさぁ……………………母さんは、『龍族の王女』、つまる所、『龍族』という、一つのコミュニティの、最上位に近い存在な訳、ここまでは解るでしょう?」 「まぁ・……………何とか…………」 ノクス「もし………例えばだ……………俺が、バカにされたら、どう思う?」 「相手に関わらず、八つ裂きすら生温い制裁をかまします」 セレス「でしょう?………それを、『相手方も考えていたら』とかは、少し考えたら解るでしょう?」 「……………」 ノクス「『温厚だからこそ、怒ったら怖い』、そこの仕組みを理解しような」 サリア「まぁ、三回目は無いけどね………」 マース「おぉ、遂に産まれたか!!」 セレス「え、ちょ………お爺様?」 マース「可愛いのぉ……流石じゃ」
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