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セレスの、『言葉の大砲』は、二人に止めをさすのには十分だった………しかし、セレスの追撃は終わらなかった………
セレス「大体、母さんと、父さんを結婚させたのだって、『龍族』と、『魔族』の溝埋めの為だろ、子が頑張って溝を埋めようとしてるのに、親が溝掘ってどうすんのさ?……それに、『可愛い孫』の前で喧嘩とか……冗談は、言葉だけにしてくれ……………それとも、何か?……………………『可愛い孫』は、言葉だけで、二人で共謀して、俺を排除しようとしてんのか?」
マース「そ…………そんな事は無いぞ」
ディム「そ・…………そうだとも……」
セレス「あぁ、そうですか、そうですか………爺ちゃん達は、自分の子の血を半分ずつ持ってる俺が嫌いなんですね………よっく解りましたよ、なら、私が、消えれば良いんでしょう………さよなら!!!!」
セレスは、速射砲の様に言葉を吐き捨てて、空の彼方へと消えた……………
ディム「…………サリア、申し訳ない」
サリア「…………御父様、私達は気にしてないので…………謝罪はあの子にしてあげて下さい…………」
ノクス「御父様………私達は行きます、『混血』とは言えど、セレスは私とサリアの大事な子どもですから」
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