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それからは暇を見つけては白い社へ足を運んだ。
彼女が成長するにつれ、美しかった童女は美しい少女になり、美しい女になっていった。
彼女は彼女の種族の特別な存在で、自分はこの世界の主。
自分の一生の片翼となるには彼女は絶好の存在。
自分が望めば彼女を自分の片翼にすることなど簡単な事だと思っていた。
そう思うほどに、成長する彼女とは近しい関係になっていたから。
彼女はそのまま自然と自分の妻になるものだと思っていた。
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