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「実は俺の実家の親父は腰痛の悪化が進み家族や俺の兄弟で介護して,身内では俺だけ何もしてない。」
「うんで小次郎に面倒を、仙台の施設だよ天使と一緒に暮らした家、と言ってな電車で仙台まで行きバスに乗り換えてもそんなに遠くねえみてぃだ。」
父との再会
「天使と一緒に暮らした家か、調べて見るか。
それから,女房は何かわからないか。」
「そんな話するんじゃない。家賃を踏み倒して逃げたんだからな。」
「誰が払ったんだ。」
「他の娘やじいさんの年金から払ったんだ。
このバカ。」
「そう怒るな、ほらこれ置いてく。」
祖母に手土産を渡したち去る。
すぐに小次郎の居場所を調べた。」
ことの他すぐにわかり、小次郎と会うことで連絡し休日に施設内で会うことになった。
小次郎には男性スタッフが付き添うことになった。
小次郎は小柄で父親は長身だった。
スタッフは
「お父さん、小次郎君との面会時間は制限されてますので手短にお願いします。」
「はあ、すぐに済みます。」
「今になって何をしに現れたの。」
「実はお前のじいさんが腰痛がひどくてな。
みんなで面倒を見てるらしいけど。」
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