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「何、俺に面倒を見てくれと言いたいわけ。
なんてご立派な話するんじゃ。
あのじいさんだって俺を孫だと認めたことはないよ。」
「ところが身内で何も協力しないのは俺だけで,俺の代わりに。」
すると男性スタッフは。
「お待ち下さい。お父さんの介護を小次郎君にそれは無理な話です。」
「それでないと俺も困るんですよ。」
「何が困ります、それでは自分の責任を小次郎君に擦り付けるようなもんです。資金面で協力したら、いいのでは。
お父さんの住所を教えて下さい。
こちらから地区の福祉施設と連絡を取り、色々と調べますから。」
「ウアーそれだけはやめてくれー。」
小次郎はスタッフに。
「もうやめましょう。」
「本人もそう言ってます。」
「それじゃ親父の住所を教えましょう。
小次郎には当然、高校に進学させることも実家に話ておきます。」
小次郎は父親に。
「俺はレイナさんと同じように、中学を卒業したら神様に仕える。」
「ふん、勝手にしろ。」
男性スタッフは。
「自分の娘、息子がバカ娘、息子でも1から10まで親の言いなりに出来ません。」
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