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敵を見据えるソーラー。
「あら、今日は倒れないのね」
不適に笑うシェード。
「グレンダー!」
光に怯むグレンダー。
「お姉さん。オレ決めたんだよね~。この世界守る事。だから~」
ソーラーは言葉を切ってファイティングポーズをとった。その顔は何かを決めた者の顔付きだった。
「今日はお姉さんを負かしちゃおうって思います」
そして踏み出す第一歩。
まずはグレンダーの横面にパンチの一発をお見舞いする。
「グレンダー!?」
「は、速い!?」
「まだまだだし~!!」
体勢を立て直したグレンダーにムーンサルトから手で勢いを付けたドロップキック、ボディーラッシュにサイドキック!
それは凄まじいスピードで行われ、グレンダーは追い付けなかった。
「な、なんなの、アンタ!?」
あまりの速さに傍観していたシェードはハッとし叫ぶ。その声は恐怖からか絶望からか。ソーラーはヒステリック気味に叫んだシェードの方を見る。
そしてふっと笑う。
「ソーラー・ライト。世界の光を守る者。決まり」
微笑むソーラーにシェードはぐっと怯み、倒れてるグレンダーを蹴り起こす。
「グ、グレンダー!何をしているの!!」
そしてソーラーを指差し叫ぶ。
「早く倒しなさい!」
「グレンダー…!」
「超、やる気出て来ちゃった」
立ち上がろうとするグレンダーの前に立ち、不適に笑うソーラー。
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