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「あ、あれはグレンダー!!世界の光を奪い去るものアン!きっとあの人の心の光を利用されたんだアン」
「(なんで知ってるのあの子!?)」
カーネリアンが説明した事に驚くシェード。
シェードはグレンダーをこの世界で初めて出現させたものだ。それを知っているという事は以前にも同じ事があったからかもしれないとシェードは考えた。
「ごしゅ~しょ~サマ。と~に~か~く~アレ悪ね」
グレンダーを睨みつける日光を見て、シェードが目的を果たすため街の方を指差す。
「さぁ、街の光をゼンブ壊しなさい!」
「グレンダー!」
「ちょい待ち~!!」
勢い付いたグレンダーの前に日光が立ちはだかる。
「オレの事忘れてね?」
日光は自分を指差しながらシェードを見る。
「そういえば今日は面白いモノ見せてくれるのかしら?」
シェードはニッと笑う日光を見て微笑んだ。これで引いてくれればノルマ達成、あわよくば世界征服まで出来そうだからだ。
以前の倒れた時から時間は経っていない。
「お姉さん絶対気に入ると思う。決まり」
日光は微笑みながらカードをリリカルギフトにスライドする。
「リリマジ!ステップアップ!!」
叫ぶと同時にまばゆい光に包まれた。
「眩し!」
「グレンダァー!?」
光が収まるとソーラーに変身していた。
「キラキラ太陽!輝く俺!
ソーラー・ライト!参上です☆」
決めポーズをしっかり取られ、そして倒れないソーラーを見て、
「あら、今日は倒れないのね」
と、シェードは不適に笑った。
「グレンダー!」
光は収まったが怯むグレンダー。
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