9月2週目

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「そんな、の……!」 無理、とは言えなかった。 だって、それ以上言う前に、 彼の舌が口の中に飛び込んで来たんだもん。 次の瞬間には、 背中がベッドに吸い込まれて、 上から剛健なお体が。 ズルい、ズルいよ。 一見、優男風で華奢そうなのに、 鋼のような筋肉が、 シャツの下から出てくるなんて。 あぁ、美しいシックスパック…… ま、眩しすぎる……! 「おや、考え事とは余裕ですね。  たっぷり弄っておいたと思ったのに。  僕もまだまだ甘いようです。  ……さらに気合いを入れて愛させて頂きますから、  覚悟してくださいね?」 とろけるような笑みを浮かべて、 末恐ろしい宣言をした慎一は、 溺れ死にそうな口付けを繰り返し、 再び麻衣を翻弄しはじめたのだった。 ...fin...
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