第零章 プロローグ

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一夏side 俺はすぐさま、瞬間加速で相手に接近し、零落白夜で切った。 ………………と思った。 一夏「なに!?今のタイミングで避けるのか!?」 相手は、降り下ろされた剣があたる直前に後ろによけた。 そう、かすりもせずに。 そして、こちらにビームを放ってきた。 一夏「ちぃ、雪羅、シールドモードに切り替え。」 俺は、相手が放ったビームを相殺し、距離を取った。 一夏「………………あれは、また無人機なのか?」 そう、なんども無人機と戦っている一夏からしては人間味があるように見えるのだ。クラスマッチの時、福音の時、そしてキャノンボール・ボールフェスタの時とは違う雰囲気を出している 一夏「………よし。」 俺は二段階瞬間加速で相手の後ろに回り込み、左腕のビームを発射した。 いける!! 俺は、ここで先制を与えられると、少し安心した。 ………しかし、相手はそれだけでは先制を決めさせてくれなかった。
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