第1話 ゴキブリホイホイ

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親から聞いた話―。 ポン助は、ハイハイが出来るようになると、それはそれは、毎日元気に部屋中を徘徊したそうだ。 小さい子って何でも興味がある物は、手に取ったり、口に入れたりするんだよね ポン助も好奇心いっぱい―。 そして、何かを発見👀✨ したポン助―。 何やら嬉しそうに、キャッ キャッ キャッ キャッ(σ≧▽≦)σ すぐ側のソファに寝転ぶ父親の方へとポン助がゆく―。 父親『ポン助!何みつけた?』 ポン助は、相変わらず嬉しそうに、はしゃいで左手をソファに置き! 勢いよく何かを手にした右手を父親の顔に近づけて見せた。 父親は、顔に近づけられた物をガン見し ギャア―――――――。と悲鳴をあげた 次の瞬間。 父親の頬に、ベタつく嫌な感触が伝わり ギャア―――――――。 と父親がまた悲鳴をあげた。 母親が、悲鳴にビックリして父親の元へとやって来た。 母親が目にしたのは・・・ ゴキブリホイホイが顔面に貼り付いて、青ざめてる父親の姿であった―。 恐る恐る救出する母親。 ゴキブリはキャッチされてはいなかったものの、ゲジゲジ〓とダンゴムシが見事にキャッチ済み。 ゴキブリホイホイの粘着力は、なかなか強い。 ベタベタ部分とキャッチされたゲジゲジ〓とダンゴムシが見事に、父親の顔面に貼り付いていて、引っ張るが取れない・・・。 更に、ゲジゲジ〓の足がもぎれて床に散乱。 涙目になる父親と母親―。 ポン助!のこれが、生まれて初めての悪戯事件となったそうだ。 ポン助は、父親と母親が悪戯の被害にあっている間、相変わらずハイハイ家中あちこち徘徊。 そして、冷蔵庫を勝手にあけ大好きなプチダノンヨーグルトを発見👀✨ どうやってヨーグルトを開けたのか父親と母親はいまだに謎だが…器用に開けて!完食したポン助を 【ポン助は天才】だと誉め称えたそうだ。 しかし、我が家ではゴキブリホイホイの使用は禁じられたそうだ。
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