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「晃二……」
名前を呼ばれ目をあけると
義兄さんが僕の中にゆっくりと入ってきた
「はぁっ……あっ…あっ…」
また目を閉じてのけ反る身体を義兄さんががっちりと掴まえる
「大丈夫か晃二…」
「大丈夫です…義兄さん…動いて…」
軽くくちづけをしてから義兄さんは動きだし
後はもう僕はただひたすら義兄さんにしがみついていた
「晃二…晃二のナカでイッていいか?」
「来て…義兄さん…」
激しく突き上げられた後
下腹に広がる熱を感じ
義兄さんの手に擦られていた僕も自分の腹に熱を溢した
満足そうに息を吐いた義兄さんから離れて
すみません先に風呂を使いますと断り身体を洗ってから自分の部屋に戻った
長年の望みが叶ったのに
涙が…どうしても止まらない
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